持ち家と賃貸はどちらが得か

結婚して住まいを決める際に、持ち家が得か賃貸が得かということをまず考えるという人が多くいます。しかしどちらが得かということは、自分の勤めている会社の福利厚生や補助などによっても変わってきますので、一概にどちらが得かということは言い切れないのです。持ち家の方が得だと考える場合は、購入資金や頭金が貯まっており、その後の生活が苦にならないくらいの貯えがあるというケースだと、最終的に自分の資産となる持ち家の方が得になるということがあります。賃貸の方が得になるケースは、自分の勤めている会社から家賃補助が出るという場合です。

上限が決まっていることが多いのですが、家賃補助が出ていることでその分を貯蓄に回すことができますので、賃貸の方が得になるということもあるのです。他には親からの生前分与などで相続をするというケースや、賃貸物件を経営している親族などから格安で物件を借りられるという場合もあります。結婚を機に住まいを決めるという人は、まず会社から家賃補助が出るかどうかということや、親との話し合いで相続をどうするかということを相談しておくことによって、自分が一番得になる方法を探しておくということも重要なのです。結婚に関わる資金の中でも住まいにかかる金額というのはかなり大きいものとなってきますので、少しでも節約をしたいと考えている人は、自分やパートナーの会社の補助がどうなっているかなどをまず確認をしておくことが大切です。