注文住宅を建てるにあたり浴室での検討ポイント

これから注文住宅を建てるとなった場合には、住宅の様々な部分、細かい部分までよく考える必要があります。そのような中で、事故のない安心できる注文住宅を手に入れたいと考える人も多いことでしょう。一般的に住宅の中で発生する事項としては、不慮の事故が大半です。その中でも住宅で発生する事故の多くが、浴室で発生しています。

小さな子供が誤って浴槽に落ちてしまったり、高齢者がヒートショック現象を起こすなどの理由で、溺れてしまう事故につながるケースが多く見られます。このような浴室での事故を防止するために、特に小さな子供がいる家庭では、入浴した後は浴槽の水を抜いておく、また浴室内に子供が簡単に入れないように鍵をかけるなどして、事故の予防に努めることが大切です。近年大きな問題に挙げられているヒートショックの対策としては、建物全体の断熱性を高めた上で、部屋だけではなく廊下や階段などの全巻の換気家冷暖房に配慮して、住宅の中の温度差をなくすことが重要です。注文住宅において浴室の使用を選ぶ場合は、浴室や浴槽内に手すりをつけることが1つです。

手すりがあれば高齢者や体に不自由がある人だけではなく、健康な人も体への負担を大幅に減らすことができます。万が一浴室内で滑って転びそうになった時にも、とっさに手すりがあれば非常に有効となるでしょう。その他にも滑りにくい素材やタオル、浴槽を選択して転倒を防止したり、浴槽の深さや高さに配慮する、脱衣所や浴室内に暖房を設けてヒートショック対策を行うなどのことが求められます。