注文住宅を購入する際に注意したい事は、生活動線の確保と、見た目と住みやすさのバランスです。違法建築は基本的にできませんが、法的には問題なくても実際に生活するのに苦労したり不便さを感じてしまうような間取りでも、注文住宅の場合はそれが通ってしまう事が多いです。内部の間取り以外にも、注意したい点はあります。それは道路や隣家との境目に建てる目隠し版や仕切りです。
これはプライベートを確保する他にも、防犯としても重要になってきたり、隣家との環境を考えずに自分の希望を通してしまうと、思わぬトラブルを呼び込んでしまう事もあります。高い塀で囲んでしまったりすると、騒音対策等には十分かもしれませんが、日当たりが悪くなってしまった場合、そこからトラブルになってしまう事もあります。注文住宅は基本的には購入する人の希望が通ります。業者としても一般的な事はお客様は知っていると思っている事がある為、当たり前の事はアドバイスをしてくれない場合があります。
その為、例えば給湯器をどのような位置に置くかは、間取りから決める事がある為、後々メンテナンスが必要となった時に作業スペースが全く確保されておらず、故障した際に別の種類の給湯器を設置したい場合に、スペースが足りないといった、思わぬ落とし穴のような問題が浮き彫りになる事があります。流石に拡張性まで考えたて間取り設計を考える事は難しいので、せめてメンテナンスはしやすいか、という点には注意する事です。
Leave a Reply