注文住宅でチェックしておきたい建築過程のポイント

注文住宅のメリットの一つに建築現場や建築過程を確認できることが挙げられますが、その際におさえておくべきチェックポイントを把握することでより失敗の少ない住宅づくりを行うことが可能になります。建築現場において最初の工程になる基礎工事は、建物と地面を繋げる役割を担っており、鉄筋とコンクリートで構成されていることから住宅の耐久性に大きく関わってくる部分でもあるため、コンクリート部分のヒビの有無や鉄筋同士の間隔にバラつきがないかなどを建築現場でしっかりとチェックしておく必要があります。注文住宅の建築現場で基礎工事の次に実施される断熱加工は、一戸建ての住み心地を左右するものでもあり、柱と断熱材の間に隙間もしくは断熱材同士に隙間があると暑さや寒さに対して抵抗力が弱い注文住宅になってしまうので、壁はもちろん屋根の断熱加工も実際に現場で見て確認することが重要になります。また、断熱性能と同様に重視すべきなのが気密性で、気密性が低い建物は隙間が多いだけではなく、外から暑い空気や寒い空気が流れ込んでしまい室内の快適な空気まで外へ逃してしまいます。

新築の注文住宅であっても新築時に隙間を埋める施工を行っていないと、窓の周囲や床と壁の継ぎ目・コンセントなどから空気の出入りが起きてしまう可能性も少なくないので、注文住宅で失敗や後悔をしないためにも隙間を埋める施工が行われたかどうか気密測定の専用機器を用いて確認することが大切になります。

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